新型コロナウイルスが流行してから3年以上が経過しました。ストレスフルな生活を強いられてきた私たちですが、コロナ禍との闘いもようやく終息の兆しが見えてきたものと感じております。そんな中、えだ福祉ホーム主催の「かたらいフェスタ」が遂に4年ぶりに帰ってきました。
このイベントは、えだ福祉ホームに隣接する「かたらい宿公園」を会場として、心身の発達に遅れや障害を持つ子供たちの地域訓練会・様々なハンディを持つ方が社会参加している作業所、そして、近隣地域の方々によるご協力のもとに開催されているフリーマーケットです。日頃、えだ福祉ホームにお世話になっているえくぼクラブもこのイベントに参加させていただきました。(えだ福祉ホームは、障害者が社会の一員として自立するための様々な生活体験や自立制作活動を提供する地域の福祉活動の施設です。)
まずは、イベント前日準備の様子をご紹介します。えくぼ会員全員が出品したバザー品の検品を行いました。品物は新品から中古品、手作り品まで様々な品が揃いどれも魅力的です。皆で一つ一つを検品するのは大変な作業ではありますが、実は、この作業、とても楽しいもので笑いが絶えません。
当日、恵まれた晴天のもと、朝早くから会員が準備を始めました。今年のえくぼクラブは、バザー品・スーパーボールすくい・お菓子つかみ取り、アンパンマンジュースを提供しました。
なかなか出来栄えの良いブースとなりました。開店前には、すでに沢山の方がえくぼのブースに集まっていました。
準備終了後、えだ福祉ホーム主催者様からのご挨拶のもと、かたらいフェスタがスタートしました。無邪気に集まった小さな子供たちがスーパーボールすくいや、お菓子つかみ取りを楽しんでいました。中には、えくぼの子供たちや卒業生と懐かしい顔ぶれも。
また、えくぼクラブでは「赤い羽根募金活動」にも積極的に呼びかけを行い、多くの方に募金をしていただきました。そんな中、イベントの中盤では、議員さんもご来場され、えくぼクラブの活動に興味深く耳を傾けてくださり良い機会を得たと感じています。今後も横浜市の支援活動が広く伝わることを願っています。
ここで、同じ敷地内のブースで活動された「キッチンわかば」さんのご紹介をしたいと思います。この日もキッチンわかばさんの美味しそうなお弁当・お菓子、アクセサリーなどが置かれていました。
こちらのお店はどれも美味しいのですが、ここで特筆したいのは、絶品トマトクッキーです。一口かじった味はどこか懐かしく、作り手一人ひとりの思いがこもった優しいお菓子。外では決して味わえない味です。皆さんも是非一度、キッチンわかばさんへ足を運んでみてはいかがですか?
イベントの最後に皆で記念撮影をしました。季節外れの暑さとなりましたが、皆で楽しく活動をすることができ、大盛況となりました。えだ福祉ホーム主催者の方々・関係者の皆様・地域の皆様、楽しく貴重な時間を共有できましたことを感謝申し上げます。また、来年も笑顔で皆様とお会いできますことを切に願っております。